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モーフのいろいろ

少し前にモーフの話をしたけど、その続き。

野生のフトアゴはオーストラリア中央部に広く分布していて、ここは砂漠、熱帯草原、山岳、疎林と、多種多様の表情があるんだって。それで、もちろんみんな同じフトアゴには違いないんだけど、異なる生息地のフトアゴはそれぞれの環境に適応するよう異なる進化の歴史を歩んで来た。天敵から身を隠すため、中部の赤っぽい砂漠のヤツラはより赤く、南部の黄色っぽい砂漠のヤツラはより黄色く・・・自然選択ってヤツですね!

一方、フトアゴっちゅうもんがペットとしてアメリカに登場したのは1980年代後半だけど、当時は茶色~黄褐色のいわゆる「ノーマル」しかいなかった。(情報源がアメリカの本やらサイトばかりなので、どうしてもアメリカ中心の話になっちゃうの・・・ゴメンちゃ!)それが1990年代に入って前述のもっとカラフルなヤツラが輸入され(*)人為的な掛け合わせが繰り返されて、各種の突然変異なんかも現れ、それがまたさらに掛け合わされて、今日の超カラフルなモーフのいろいろができたんだって。

(*)オーストラリアはとっくの昔に野生動物の輸出入を全面的に禁止してたので、ほとんどが闇取引。1990年代前半はフトアゴに限らず爬虫類全般の密輸入全盛期で、密輸業者VS.アメリカ合衆国魚類野生生物局の壮絶なイタチゴッコが繰り広げられてたらしい。マイカイジュのご先祖さまの中にも、暗いダンボールにギュウギュウに押し込められて海を渡って来たコとかいたんだろうなあ・・・

というわけで、飼育下フトアゴにおけるモーフってのはココ10年、15年の歴史しかなく、まだまだ発展途上というか確立されてないというか激しくイイ加減・・・ではあるんだけど、そんな中でも認識されつつあるモーフを大まか&ランダムに並べてみたいと思います。今後、もっともっとスンゴイことになって来るに違いない!

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モーフひとーつにーキリキリマイさー<キャプテン翼のメロディで。

ノーマル/Normal(茶色~黄褐色):

前述の通り、1980年代後半、最初にアメリカへ輸入されて来たヤツラがコレ。落ち着いた地味な色で、これはこれでカワイイ。でも、鮮やかなヤツラの方が人気で積極的に繁殖されるため、最近は「典型的なノーマル」が逆に少なくなって来てるんだって。

それに、最近のノーマルは大体ご先祖さまのどこかに赤や黄金色がいる。ぶっちゃけ、あまりカラーの出なかったコがノーマルとして安めに売り出されてるだけだから。つまり、カラフルな遺伝子は受け継いでて、成長と共に劇的な変化を遂げるコがいたり、ノーマルの親からいきなり鮮やかなバブーが誕生したりもするんだって。


サンドファイア/Sandfire(赤~オレンジ~黄金色~黄色):

今一番広く認識されていて、そしてだからこそ、その名が乱用されることも一番多いのがこのモーフでしょう。もともとはカリフォルニア州のサンドファイア・ドラゴン・ランチで生み出された血筋。

このサンドファイア・ランチってのはフトアゴ・ブリーダーの中でも老舗中の老舗で、長崎カステラなら福砂屋にあたる。そこの創始者のロバート・メルー/Robert Mailloux氏は、サンドファイアのモーフはもちろん、北米全体におけるフトアゴ繁殖の父みたいな存在らしい・・・と、爬虫類博覧会で彼を目撃した時の日記にも書いたね。

というわけで、サンドファイアってのはメーカーというかブランドというかレーベル的な要素の強いモーフとも言えるかも。


サンバースト/Sunburst(黄色):

カリフォルニア州のドラゴンズ・デンで生み出された、80‐90%黄色の血筋。

このドラゴンズ・デンってのもわりと老舗のブリーダーで、そこのケビン・ダン/Kevin Dunn氏は、前述のサンドファイア・ドラゴン・ランチでロバート・メルー氏とチーム組んでやってたんだよ。少なくとも肩書き上は、今もサンドファイア・ランチのフトアゴ顧問とかになってた気がする(←適当な記憶)。

サンドファイアと同じく、これもレーベル的なモーフだね。


ジャーマン・ジャイアント/German Giant(サイズが大きく、多産):

とりあえずサイズが大きくて、大きなオスだと24インチ(約61センチ)を超えることも。でも頭はそれほど大きくない。というか、身体が大きい分、普通のフトアゴに比べて頭デッカチさが目立たないのかな?

多産で、1回のクラッチで50個以上の卵を産むとか。68個なんて記録もあるらしい。だから、繁殖力を高めるために掛け合わされることも多い。

丈夫で強く、個体によってはやや気性が荒い。

色はノーマルと同じで茶色~黄褐色。目玉はシルバーっぽいゴールドで、瞳孔とのコントラストが目立つ。

その名の通り、もともとはドイツで生み出されたモーフで、フロリダ州のピート・ワイス/Pete Weis氏がアメリカに持ち込んだらしい。彼も前述のロバート・メルー氏やケビン・ダン氏と並んで北米のフトアゴ繁殖における大御所のハズだけど(1990年代から活躍)ウェブサイトが見つからないので、もしかしてもう引退したのかな?


ふう、疲れた・・・まだまだハイポだのトランスルーセントだのいろいろあるよ!!

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すでに誰も聞いてない予感濃厚だぞ

(つづく)




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テーマ : 爬虫類
ジャンル : ペット

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プロフィール

シャらケン

Author:シャらケン
カリフォルニア州ロサンゼルスでフトアゴヒゲトカゲのマイカイジュ(由来はもちろんMY怪獣。MYKYJUと書きます)と暮らすシャらケンです。15歳で留学し、そのまま永住。バツイチの39歳女性。トカゲに凝ってる場合じゃないだろう!
フトアゴ大百科 サイトも始めました。

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